ルミエールワイナリーは、山梨県の豊かな自然の中でワインの製造販売を行っています。

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ぶどう栽培とお天気!降水量について

今日、久しぶりにまとまった雨が降りました。空梅雨と騒がれている今年、水不足でお困りの農業関係者も多いかと心配ですが、我々ワイン用ブドウを栽培する者にとっては、雨が少ないに越したことはありません。
5月の平年の降水量は(以下すべて勝沼のアメダスデータ)75.9mm、6月は125.3mm。今年の5月は82mm、6月は64mm(今日の雨は含まず)なので、6月の降水量は確かに少ないと言えるようです。
しかし、かなり厳しい年だった昨年、2006年も実は6月にはそんなに雨は降っていなかったんです(88mm)。同じように6月末、空梅雨と騒がれ深刻な水不足が新聞記事になった2005年、その6月も88mmの降水量です。
このように見ていくと、合計の数字だけでは語れないものがたくさんあるような気がします。雨の降り方、タイミング、気温や日照との関連で、同じ雨でも恵みの雨になったり、憎い雨になったりします。
それでは何がヴィンテージの善し悪しを決めるキーワードになるのでしょう?それは、やっぱり・・・お日様かなぁ?
日照時間の平年値、6月が110.5h、7月が129.2hだそうです。2006年は6月が98.3h、7月が70.8h。2005年が6月109.7h、7月114.7h。近年では良いヴィンテージだった2004年は6月146.5h、7月が197.9h。さてさて今年の6月は179.7h(29日まで)の日照時間が記録されました。

ずらずらっと数字を並べてしまいました。雨が多いのはもちろん辛いですが、それよりもっと大事なのはお日様、つまり日照時間だと感じてしまいます。太陽が照り注いでいれば、多少辛い環境でもブドウは我慢してくれるのです。
大事なのは成熟期だけではない。それを改めて学ばせてくれたのは昨年の6〜7月でした。今年の7月は6月までとは違って曇天や雨が多いとの長期予報です。
まだまだ、2007年がどうなるのか予断を許しませんが、この6月の貯金を生かしていきたいところです。この6月の太陽をブドウたちがしっかりと蓄えてるはず。もちろん2007年のヴィンテージを決めるのは私ではなく、太陽とブドウたちです

2007.07.02