ルミエールワイナリーは、山梨県の豊かな自然の中でワインの製造販売を行っています。

ルミエール

TOP > ワイナリー情報 > 農場便り一覧 > 農場便り詳細

S

M

L

長期的に栽培に取り組んでいます。

例年なら、まだのんびりと剪定をしているこの時期。今年は少し急ぎ気味での剪定作業となりました。あと2,3日ですべての剪定が終わる予定です。もちろん、理由は異常なまでの暖冬のせいですが、気候に振り回されるのが畑仕事の常・・・つべこべ言わずに従うまでです。
畑での仕事は、基本的には1年というサイクルで動いていくわけですが、実際には、それよりもっと長期的なものに支配されています。
昨年から大々的に広げた栽培への自然なアプローチも、何とか2006年という難関を乗り越えましたが、その影響として、剪定作業中にたくさんの越冬害虫を見受けることができます。このまま行けば、そのマイナスの要因を引き継いだまま2007年を迎えることになります。
逆に嬉しい流れとしては、2〜3年前に大々的に改植を行った区画、プチヴェルドなどの品種が、今年はいよいよまとまった収穫を得ることができそうです。加えて、続々と新しい品種への取り組みも行っていて、こちらは自社畑への植え付け、契約農家さんへの苗木供給の段階まで、ようやく漕ぎ着けつつあるところです。こちらがワインになるのはもうちょっと先ですね。

ワイナリーにお越しになったお客様を畑にご案内すると、ブドウの樹齢は何年くらいなのか、という質問をいただくことがあります。
50年、100年などとお答えすることはできますが、日本ではそこまで古いヨーロッパ系のブドウはほとんど存在しません。だから私は自分が生きているうちはブドウを実らせてくれるはずです、と答えるようにしています。
マーケティング云々でしょっちゅうブドウの植え替えをする生産国の話しもよく聞かれますが、自分が植えた樹はずーとお世話をしてあげて、長い目で成長を見守りたいものです。そして畑全体も取り組み次第では少しずつ変化し、成長していくものだと感じる今日この頃です。

2007.03.01